ストレスは加齢臭の強弱に影響をあたえる

加齢臭を強める原因は多々ありますが、ストレスもその1つです。

今回の投稿では、ストレスが加齢臭に及ぼす影響について書いてみます。前回の記事、「臭い予防に有効な食べ物とは?」とも少し関係があるお話となります。

 

以前、当ブログにて「臭い発生のメカニズム」という記事を書かせていただきました。

加齢臭が発生する仕組みを簡単に説明した記事でしたが、その文中、"過酸化脂質"という聞き慣れない物質名が一度だけ登場しました。

加齢臭の原因である9ヘキサデセン酸と結びつきノネナール(加齢臭)を作り出す物質です。

過酸化脂質とは、体内のコレステロール中性脂肪などの脂質が活性酸素によって酸化されて作られる物質の総称で、この物質は加齢臭の強弱に影響を与える他、老化を早めたり、癌や動脈硬化の原因となります。

何らかの原因で体内に活性酸素が増加すると、それによって体内の脂質が酸化され過酸化脂質が増えます。過酸化脂質が増えればそれだけ加齢臭も強く発生する事になります。

体内の活性酸素が増加

脂質が酸化され過酸化脂質が増加

9ヘキサデセン酸と結びつき加齢臭が強まる

 

加齢臭を強めてしまう大本は活性酸素の増加にあります。

活性酸素を増やす原因は多々ありますが、その1つがストレスです。

ストレスを強く感じるほど体内の活性酸素が増え、その結果、加齢臭が強まるわけです。

ストレスによって強まる加齢臭をどのように軽減するべきか。

それには活性酸素の増加を抑制する必要がありますが、簡単で効果的な対策としては抗酸化物質を含んだ食べ物を普段から意識して多めに摂るという方法があります。

体を酸化しづらい体質に変えることで活性酸素の影響を弱め、加齢臭の発生を軽減します。

抗酸化物質を含んだ野菜や果物についての情報は前回の「臭いを防ぐ効果的な食べ物」という記事を御覧ください。ページ内後半に抗酸化物質を多く含んだ野菜と果物の一覧表を公開したページへのリンクがあります。

ストレスによる加齢臭の軽減のみならず、ご自身やご家族の健康維持にお役立てください。