臭いの強弱と食事の質

加齢臭の強弱と日々の食事の質に深い関わりがあることを知る人は少ないようです。

ご存知のように、加齢臭は皮脂に含まれる脂肪酸(9ヘキサデセン酸)が分解・酸化する事で作り出されます。分泌される皮脂の量が増えれば、それだけ加齢臭の材料となる脂肪酸も増え、臭いは強まります。

皮脂の分泌量が増える原因は、睡眠不足やアルコール摂取、ストレスなど多々ありますが、日々の食事の質も大いに関係しています。

では、皮脂の量を増やし加齢臭を強めてしまう食事とはどのようなものなのかといえば、脂っこい食材を多く使った食事やバターやチーズなどを多く含むお菓子類などがあります。皮脂を分泌する皮脂線は動物性の脂質を多く摂取すると活動が活発になります。肉類や乳製品などを多く含む食品を食べ過ぎれば、皮脂腺は活発に働き、分泌される皮脂の量が増え、加齢臭を強めてしまうのです。

脂っこい食事を頻繁に食べる方や乳製品を多く含んだ菓子類を食べる機会の多い方は加齢臭が強めに発生している可能性があります。

加齢臭対策に限らず、何事もバランスが大切。

肉・魚・野菜・果物など、様々な栄養を含んだ食品をバランスよく摂る事が大切です。